レントゲン検査の種類
今回はレントゲン検査の種類について紹介したいと思います。レントゲンはX線とも呼ばれており、1895年にドイツの物理学者であるレントゲン博士が発見したものです。レントゲンにはどのような種類があるのか、一緒に見ていきましょう。
■胸部エックス線検査
胸部エックス線検査は、レントゲン検査の中でも最も知られている検査です。健康診断などさまざまな検査で行われており、心臓や肺などの呼吸器の状態を調べることができます。
■腹部エックス線検査
腹部エックス線検査では、腹部の軟部組織や腸管内、石灰化像、骨などが映ります。腹部には多様な臓器があり、撮影の範囲も広くなっています。
■整形領域のエックス線検査
全身の骨病変に対して行われ、骨折など骨の変化を調べることができます。また写真には映らない軟部組織も、骨の状態から確認できます。
■歯科・口腔外科領域のエックス線検査
専用装置を使用して、立体的な歯列を平面的なエックス線写真として撮影できます。
■骨密度測定検査
骨密度測定検査で骨の丈夫さを測ることができます。骨粗しょう症の予防などに役立つエックス線検査になります。