非破壊検査と医療の関係
今回は非破壊検査と医療の関係についてお話したいと思います。意外に感じるかもしれませんが、非破壊検査と医療には密接な関係性があります。
非破壊検査では医療診断と同じ方法を用いて検査を行なっています。ここでは4つの検査を紹介し、どのような関係性があるのか紹介しますね。
・X線撮影
X線検査は体の見えない箇所でも撮影ができる検査です。非破壊検査ではすべてのものの投影に適用しています。
・X線CT
脳の断面を細かく撮影し診断することができるのがX線CTです。非破壊検査では、新素材やコンクリート、セラミックス、美術品の鑑定、立木の年輪の検出などに適用しています。
・超音波診断装置
超音波診断装置は、妊婦さんのお腹に置いて退治の様子を見るために使われています。非破壊検査では、機械部品や溶接部に適用しています。
・内視鏡
内視鏡は胃の検査をするときに使う胃カメラです。非破壊検査では、狭い場所を検査する際に適用しています。
上記のように医療の検査と非破壊検査は共通点が多くなっており、非破壊検査と医療が近い存在であることが伺えます。