工業分野でおこなわれている非破壊検査
工業分野といっても、その内容は多岐にわたっており
非破壊検査の目的も、その内容によって多種多様となります。
しかし、工業分野での非破壊検査の検出対象となるのは、多くの場合、材料中の欠陥(不連続部)です。
材料中に大きな欠陥があると、そこで応力集中(材料に切欠きや溝などがある場合に、他の部分よりも
応力が大きくなる現象)が起こったり、平均応力が高くなったりするので
想定以下の荷重もしくは寿命で、材料が破壊される原因となることがあります。
下の図は、欠陥が内在している材料の断面に応力発光という特殊な発光膜を塗布して
荷重をかけたケースです。応力が高いほどに発光強度は高くなります。
図では、強度を疑似色で表しています。内在しているキズの先端部分の応力が
高くなっている(応力が集中している)ことが分かると思います。
このようなキズを非破壊検査によって検出することが、とても重要なのです。
材料が破壊されてしまうと、大規模な事故が発生し、人的・経済的な被害を引き起こすことになります。
このような事故が想定される機械や構造物では、定期検査が行われ
事故につながる可能性のある有害な欠陥の有無を確認していきます。
社会システムのあらゆる分野において非破壊検査はおこなわれ
私たちの社会を支えていることを実感します。
株式会社KSK and Uでは、レントゲンなどの非破壊検査をさせて頂いております。
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